EastCourt blog

飯能イーストコート店長ブログ

最新偽物「AirPods Pro」を検証

信頼して日々使っていた「Yahoo!ショッピング

先日、絶妙な値段設定にまんまと引っかかり、偽物の「AirPodsPro」を購入してしまいました…。

 

しかし最新の偽物の完成度はもの凄く、かなり騙される方もいると思うので…

今回正規品を新たに購入したのでこの最新「偽物AirPodsPro」を徹底検証。

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まずは箱。

一番違いが分かるのは実は箱。

Apple製品を買った事がある人は分かるだろうがAppleの外装へのこだわりと品質の高さは凄い。自分は多数Apple製品を持つApple信者なので手に取った瞬間…

「ん、これ偽物だ。」と分かるレベルでした。

偽物もかなり偽てはいますが、箱自体の質感が低いです。

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両方ともこの写真部分は立体感のある仕上げになってますが、やはり偽物は印刷も含め雑です。

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並べてみると大きさが微妙に違いました。


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側面の表記は全く同じ文面がコピーされております。

本物は薄いグレーで繊細な印刷。

偽物は普通に黒色、プリンターで印刷したという感じです。

偽物はこの販売店いわく、輸入版という事でしたがちゃんと日本語表記もあります。

 

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箱裏面。

全く同じようにコピーされておりますが、本物の方は右側の記号へ文面だけ薄いグレーで線も細い繊細な印刷です。偽物の方は全て同色で線も太いです。

 

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側面のAppleのロゴ、偽物は微妙に中心が取れてません…。AirPodsProの文字も微妙にずれてます。
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偽物は折込跡がくっきりと出ちゃってます。

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開けるとこれも上手くコピーはされてます。
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蓋の裏側に印刷されているバーコードの位置が少し違い、偽物はのりしろが丸見えです。
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説明書類も文面は完全にコピーされていますが、偽物はホチキスを使用されてます。

本物には一切ホチキス使用は無いです。

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偽物は輸入版という事でしたが、なぜか説明書に日本語表記もちゃんとありました。
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本体が収まっている凹み部分ですが、偽物は端が合ってなく隙間が…

本物はもちろんピッタリ合ってます。

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そして偽物はこの部分自体も偽物はプラスティックでバリ処理も適当。

本物は紙製で処理も完璧です。叩いてみると明らかに素材感が違います。

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付属のケーブルですが、これは見分けがつきません。若干偽物が巻いてある紙の処理が雑な感じはしますが比べないと分からないです。
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交換用のイヤーチップが収納してある紙。
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偽物の方が多少質感や折り目が悪いですが、比べないと分からないレベルです。
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明らかに違うのがこの部分。

開けた時のチップが当たる個所が本物は凹み加工されていますが、偽物にはありません。

あと本物には外側に縁取りがされてますが、偽物にはありません。
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本物にはS、Lのサイズ表記がされてます。
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イヤーチップをはめる部分の加工も違いました。さら今回の偽物はこの交換チップ自体が全て割れていて、すぐに外れてしまうというAppleではありえないレベルでした…。

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本体が包まれているビニールですが、偽物の方が少し薄いです。しかしこれは比べないと分かりません。
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さていよいよ本体へ。

これが…

もの凄いコピー完成度が高く全く見分けがつきません。質感も重さも同等です。
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見分けポイントはこの真ん中の光る部分。

偽物はそのまま穴が空いていますが、本物は薄くカバーが表面にあります。

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裏面。

ヒンジ部の質感、色もほとんど同じで見分けがつきません。
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蓋との隙間が、偽物は少しだけ均等になっていませんでした。
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イヤホン本体。

質感、重さも同じで全く見分けがつきません。

混在してしまっら、見た目ではどちらが本物か分からない位コピーされてます。
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イヤホン本体に印刷してある文字が本物は薄いグレーでかなり小さいフォント。

偽物は黒で少しだけ大きさフォントでした。
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蓋の内側に印刷されている文字や記号は全然違います。

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イヤーチップがハマっている部分の凹みの大きさに違いを発見!
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イヤーチップを外した内部の作りも多少違いがありましたが、これも比べないと分かりません。

イヤーチップを外す力は偽物の方が硬かったですが、装着に問題は無いです。

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そしてiPhoneとの接続ですが、完全にAirPodsProと認識してしまいます。
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今までの偽物は「ノイズキャンセリング機能が選べるけど機能しない」という事でしたが、なんと普通にノイズキャンセリング機能します!

これも意外に効くので、比べないと絶対信じてしまうレベルの完成度。

さらに空間オーディオもちゃんと音が変化しちゃうので本物を持っていて比べないとわからなです…。

サウンド自体もこれが全然普通に聴けるレベルで、本物と比べないと納得してしまうレベルになってます。ただし接続が多少不安定で、切れる事がありました。

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これも今までの偽物ではiPhone側には表示されなかった、機種やシリアルナンバーもちゃんと表示されてしまいます。

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iPhoneに表示されるアイコンもちゃんとAirPodsProです。

 

今回、Appleのシリアル保証を調べた際に「交換品」扱いになっていたため、電話にてAppleサポート確認もしてもらいました。

どうやら存在はするシリアルナンバーと正規代理店販売ではないので、Apple側では確認の使用が無い為か何も対応出来ないとの事でした。

 

もちろん完全に偽物だと確信があるので、販売店へ返品要求のメッセージ!!

しかし、所々おかしい日本語のテンプレ的返事で「間違いなく並行輸入品の本物です」との回答の連続…。

記載されていた電話番号へかけても、一切繋がらない!!!

 

管理元のヤフーショッピングへも通報したが、基本的にはお店と客とで解決してほしいとの微妙な回答が…。

よし!これは戦い続けるしかない!と思った翌日…おそらくヤフーが動いたのか、その後急に返品に応じてくれあっさり無事返金となりました。

 

売店の言い分としては、仕入れ段階の商品管理に問題があったとの事。

店も本物だと思って売っていたと言いたいのだろうか…。

 

ヤフーショッピングや楽天市場も、ちゃんと実績と信頼の店を選び利用しないと騙される!

と、とても勉強になりました〜。

 

皆様もお気をつけ下さいm(__)m

 

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